(注) | 病気の症状として肥満のある方、及び服用している薬の副作用で肥満のある方は効果に期待はできません。 |
EMSダイエットとは?
EMSとはElectrical Muscle Stimulationと言う英語の頭文字をとったもので、「電気による筋肉への刺激」という意味になります。
当院で行う「EMSダイエット」は、おもに中周波を中心として、筋肉,脂肪細胞に適した周波数の刺激をあて、筋肉には増強作用を、脂肪細胞には脂肪分解作用と燃焼作用をもたらします。
中周波は、深い組織にまで影響を与えることができ、効果も科学的に証明されています
(ただし、効果には個人差があります)。
どんなことをするの?
ベッドで寝た状態のまま、ゴムパッドを気になるお腹や太ももに当てて15分〜30分間通電するだけです。
どんなコースがあるの? (時間は30分コースを例にしてます。)
①脂肪分解コース
このコースは脂肪分解に全ての時間を費やしていますので脂肪を分解はしますが、脂肪の燃焼はしません。引き続き、ウォーキングや振動マシーンでの運動をお勧めします。
また、このEMSダイエットのコースには、筋肉トレーニングのみのコース(15分)もありますので合わせて利用すれば、より効果的なダイエットが期待できます。
痩せたい部分の脂肪が、大変燃焼しやすい状態になっていますので、これから身体を動かす人にとって最適のコースです。
②脂肪燃焼コース
このコースの前半は脂肪分解のために電流を供給し、後半は脂肪燃焼のための電流を供給します。運動が苦手な人におすすめです。
※脂肪分解と脂肪燃焼の違いは、脂肪分解が脂肪細胞に蓄えられている脂肪を血液中に送りだし、身体中の細胞に運ばれてエネルギーとして使われやすい状態にすることで、脂肪燃焼とは分解され運ばれた脂肪を実際にエネルギーとして使用することを言います。
③筋トレコース
脂肪分解、脂肪燃焼ができても、太りにくい体質作り、リバウンドしにくい状態にするには、基礎代謝を上げることが必要です。この基礎代謝を上げるには、筋肉トレーニングが必要になってきます。
このコースは、ダイエットとしてだけではなく、運動選手の筋肉量の増加や骨折後の低下した筋力増強としても利用可能です。この場合の設定は筋収縮15分のみとします。
※ 筋肉トレーニングコースは筋力を増強しますが、持久力が上がるなど、本来スポーツをして得られる効果は期待できません。
どれくらいの頻度ですればいいのですか?
毎日でも支障はありません。
ただし筋肉トレーニングによって筋肉痛が出た場合、筋肉を休ませるために1〜2日間を空けるか、翌日は他の気になる部位に変えるほうがいいでしょう。
以下の方はご使用できません。
○ | 脳血管障害の既往歴があり、後遺症のある方。血圧が160mmhg以上の高血圧の方。 |
○ | 心肺機能に疾病があり、ペースメーカー、人工心肺、人工内耳等の医療機器を装着している方。 |
○ | 体内に人工関節、プレート、ボルトなどの金属を埋め込んでる個所。 |
○ | 捻挫、腰痛等の急性期で痛みのある方。関節、脊髄に疾病のある方。 |
○ | 妊娠中および妊娠の兆候のある方。生理中の方の腹部。 |
○ | 食後1時間以内の方の腹部。アルコールを飲んでいる方。 |
○ | 細菌やウイルスによる感染で発熱している方。 |
○ | 12歳以下のお子様。 |
○ | 皮膚に疾患のある方。 |
○ | その他医師に運動を禁止されるような疾患・外傷のある方や体調不良の方。 |