脱メタボリックシンドロームとダイエット

昨今、頻繁に「メタボ」というフレーズが使われるようになりましたが、どんなものかご存知ですか?平成20年4月から特定健診(通称メタボ健診)が始まりましたが、以前は血圧や血液検査の結果に対して、それぞれ個別に基準値をきめて判断していました。
しかし、それらが複合した場合はどうなのかということで、総合的な評価基準として、メタボの基準値が誕生しました。ひとつひとつの基準値はクリアーしていても、ギリギリのものがたくさんあると、死を招く脳卒中や心筋梗塞といった生活習慣病になる危険性が高くなるというのが元々の始まりです。

メタボリックシンドロームの診断基準(特定健診の基準)

第一段階 へそまわりが 男性:85cm以上
女性:90cm以上
またはBMI値が25以上
★BMI値の計算式 … 体重(kg)÷身長(m)²

第二段階 ①血圧(上)が130mmHg以上 または(下)が85mmHg以上
②血糖値 110mg/dl以上
③中性脂肪 150mg/dl以上 善玉コレステロール40mg/dl未満

第一段階に該当し、かつ第二段階の①〜③のうち2つ以上あてはまるとメタボリックシンドロームとなります。あなたは大丈夫ですか?
第一段階は大丈夫な方でも、第二段階の項目で1つでも該当したりすると決して油断することはできません。

なぜウエストサイズを第一基準にしたのか?

それはウエストサイズが内臓脂肪の量と関係があるからです。からだの15〜25%も占める脂肪細胞は、つい最近まで脂肪の貯蔵庫と考えられてきました。しかし最近、貯蔵庫としてだけではなく、大変重要な物質を分泌する内分泌臓器であることが分かってきました。
この大変重要な物質は「アディポネクチン」といい、糖尿病、高血圧、動脈硬化を抑制したり、肝臓の線維化や心筋肥大を抑えたりする働きがあります。さらには、ガンを抑制する働きもあることが判明しました。この脂肪細胞から分泌されるアディポネクチンの作用の1つに、肥満を予防する働きがあるという大変おもしろい研究結果があるのです。ただし、このスーパー健康物質のアディポネクチンは、脂肪の蓄積量が多くなる(太る)と、分泌量が減ってしまうのです。
そればかりか、スーパー健康物質の代わりに、悪玉物質であるTNF-α、PAI-1などを脂肪細胞から分泌してメタボリックシンロームを促進してしまいます。ですから脂肪の蓄積量、とりわけ内臓脂肪の蓄積量の目安としてウエストサイズを減らすことがメタボからの脱出、死につながる生活習慣病からの脱出につながるのです。

当院で行うダイエットのコース

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